良くなってきたのに、また痛い。それは悪化なのでしょうか?


少し良くなっていたのに、また痛くなった

動かしやすくなってきた。
前より楽になってきた。

「このまま良くなるかもしれない」

そう思い始めた頃に、
また痛みが出る。

すると一気に、

「やっぱり悪化している?」
「無理をした?」
「振り出しに戻った?」

そんな不安が強くなります。

臨床の中でも、
このタイミングで落ち込む方はとても多くいます。


痛みは一直線に良くなるとは限らない

肩の状態は、
一直線に良くなっていくとは限りません。

むしろ、

良い日があり
少し戻る日があり
また落ち着く

こうした変化を繰り返しながら
整っていくことが多くあります。

この状態の波は、
必ずしも悪化を意味するものではありません。


戻ったように感じるときに起きていること

痛みが戻ったように感じるとき、

・いつもより動かす機会が多かった
・無意識の力みが続いていた
・まだ安定した状態で動けていない

こうした状態が重なっていることがあります。

回復途中の肩は、
まだ「安定して動ける状態」が
整っていないことがあります。

そのため、
少しのきっかけで
痛みがぶり返したように感じることもあります。


本当に振り出しに戻ったのか

ここで一度、
落ち着いて考えたいのが、

本当に最初の状態に戻ったのか
という点です。

・以前より動かせる範囲
・痛みの強さ
・動かす怖さ
・日常生活のしやすさ

こうした部分を比べてみると、

完全に振り出しに戻っているわけではない
ことも少なくありません。

不安が強いと、

「全部ダメになった」

と感じやすくなります。

ですが実際には、
回復の途中の症状の波
ということもあります。


「このまま治らないのでは」という焦り

痛みが戻ると、

「もう治らないのでは」
という思いが浮かぶこともあります。

ですが肩の状態は、

良い方向に向かっていても
途中で症状の波が出ることがあります。

焦りが強くなると、

動かすのをやめてしまったり
逆に無理をしてしまう

といったことが起こりやすくなります。

だからこそ、
一度立ち止まり、
今の状態を整理することが大切です。


大切なのは「その日」より「全体的な流れ」

痛みが出たその日だけを見ると、
悪化したように感じます。

ですが、

数日単位
数週間単位

で見たときにどうか。

少しずつでも、

動かしやすさ
安心して動ける感覚
怖さの減り

が改善しているなら、
必ずしも悪化しているとは
限りません。

肩が
安心して動ける安定した状態
に向かっているかどうか。

そこを見ることが大切です。


このブログでお伝えしていきたいこと

このブログでは、

痛みが戻った=失敗
と考えるのではなく、

・今の肩はどんな状態なのか
・なぜ症状の波が起きているのか
・安心して動ける状態か

を整理する視点をお伝えしています。

痛みの有無だけで判断せず、
少し長い全体的な流れで肩の状態を見ること。

その視点が、
不安を軽くすることもあります。


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肩を動かしたときに、

コキッ
ゴリッ

と音が鳴ると、
「悪いサインでは」と感じることもあります。

次の記事では、

肩が鳴るのは悪いことなのか

について整理していきます。

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