肩が鳴るのは悪いこと?その意味を整理します


肩を動かすと音が鳴る。不安になる瞬間

肩を動かしたとき、ふと音が鳴る。
それだけで少し不安になることがあります。

腕を上げたとき、
肩を回したとき、

コキッ
ゴリッ
パキッ

痛みがなくても
「大丈夫なのか」と気になり、

痛みがある場合はなおさら

「何かが擦れている?」
「傷ついている?」
「このまま悪くなる?」

と不安になる方は少なくありません。

ですが、
音が鳴ること自体が
必ずしも悪い状態とは限りません。


音が鳴る=壊れている、とは限らない

関節の音というと、

「骨が擦れている」
「削れている」

というイメージを持つ方もいます。

ですが実際には、

・関節や筋肉の動きの変化
・動きの中での小さなズレ
・動き出しの摩擦
・空気がはじけるような現象

など、さまざまな理由で音が出ることがあります。

音が鳴るからといって、
必ずどこかが壊れている
というわけではありません。


痛みがない音は問題ないことも多い

痛みを伴わず、
可動域も保たれている場合、

音だけで大きな問題になることは
多くありません。

実際、
肩だけでなく指や膝なども、
音が鳴ることは珍しくありません。

音がある=異常
とすぐに結びつける必要はないことも多いのです。


痛みと一緒に出る場合

一方で、

痛みと一緒に音が出る場合は、
不安を感じやすくなります。

この場合でも、

音そのものが原因
というより、

肩が安定した状態で動けていない

ことによって、

・動きが引っかかる
・途中でズレる感覚がある
・筋肉が過剰に働く

といった状態が起き、
その結果として音が出ていることもあります。

関連記事:「引っかかりと痛みの関係を整理します」


音よりも「動きやすさ」を見る

音が気になり始めると、

鳴ったかどうか
を気にするようになります。

ですが大切なのは、

音の有無より
無理のない位置で、安心して動けているかどうか

です。

音があっても、

動かしやすくなっている
怖さが減っている
痛みが落ち着いている

のであれば、
必ずしも悪い方向とは限りません。

関連記事:「肩の安定とは何かを整理します」


音を消そうとしすぎない

音が気になると、

鳴らないように動かす
動きを止める
必要以上に意識する

ということが起こりやすくなります。

ですが、
過度に避け続けることで
かえって動きが硬くなることもあります。

音そのものを消そうとするより、
肩全体の状態を見ることが大切です。


このブログでお伝えしていきたいこと

このブログでは、

音が鳴る=悪い
鳴らない=良い

といった単純な判断ではなく、

・今の肩がどんな状態なのか
・なぜその感覚が出るのか
・安心して動けているかどうか

を整理する視点をお伝えしています。

音だけにとらわれず、
肩全体の流れを見ること。

それが不安を軽くすることもあります。


次の記事へ

肩の痛みが続くと、

「湿布や薬で変わらないのはなぜ」

と感じることもあります。

次の記事では、

湿布をしても変わらない肩の理由

について整理していきます。

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