痛みが日によって違うと不安になる
昨日は少し楽だったのに、
今日はまた痛い。
その変化があるだけで、
「悪化したのでは」
「やっぱり治っていないのでは」
と不安になります。
痛みが一定ではない状態は、
想像以上に心を疲れさせます。
ですがまずお伝えしたいのは、
日によって状態が違うこと自体は
珍しいことではない、ということです。
肩の状態は毎日同じではない
肩は日常の中で
たくさんの動作で使われています。
・腕を上げる
・物を持つ
・服を着る
・スマートフォンを見る
こうした動きの積み重ねで、
肩への負担は少しずつ変わります。
さらに、
・睡眠の質
・疲労
・緊張
・気温
・姿勢
こうした条件でも
身体の状態や感覚は変わります。
肩の状態が
毎日まったく同じである方が、
むしろ少ないと思います。
良い日と悪い日があるのは「波」
回復の途中では、
楽な日と、
なんだか調子が悪い日が
交互に訪れることがあります。
この変化を、
ここでは「波」と呼びます。
身体は、
負担に慣れながら
少しずつ順応していきます。
その途中では、
少し使いすぎた日
疲れが溜まっている日
こうした条件が重なると、
一時的に症状が出やすくなったり
することがあります。
これは
必ずしも悪くなっている
という意味ではありません。
「悪化」と「波」は違う
とても大切なのは、
悪化と波を分けて考えることです。
例えば、
・動かせる範囲は変わらない
・休むと戻る
・数日で落ち着く
こうした場合は、
回復途中の波であることも多いものです。
一方で、
・明らかに動かせる範囲が狭くなった
・安静でも強く痛む
・夜も眠れない痛みが続く
こうした変化がある場合は、
少し慎重に見る必要があります。
多くの場合、
日による違いの多くは
回復の波の中にあります。
波がある=回復していない、ではない
波があると、
「全然治っていない」
と感じてしまいがちです。
ですが実際は、
波がありながら
少しずつ変わっていくことの方が多いのです。
大切なのは、
その日だけを見るのではなく、
少し長い目で
状態を見ていくこと。
数日、数週間単位で見ると、
変化に気づけることもあります。
このブログでお伝えしていきたいこと
このブログでは、
「この運動をすれば治る」
「この筋トレが正解」
といった答えを提示することはしていません。
その代わりに、
・今の肩はどんな状態なのか
・なぜその痛み方になるのか
・何が分かっていて、何がまだ分からないのか
それを一緒に整理するための材料を
お伝えしていきたいと思っています。
痛みをすぐに消すことよりも、
今の肩をどう捉えるか。
その整理が、
不安を少しずつ軽くしていくと
私は臨床の中で感じています。
肩の痛みは、
その日その日で
痛む場所が変わることがあります。
次の記事では、
肩の痛む場所が変わるのは悪化なのか?
という視点から、
一緒に考えていきたいと思います。

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