ここまでの記事で
肩の状態は
・動きの中で変わること
・日によって違いが出ること
について整理してきました。
その中で
「少し使うとすぐにだるくなる」
「長く使っていると動きにくくなる」
といった
“疲れやすさ”を感じることもあると思います。
では
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
疲れやすさは「弱さ」だけではない
肩が疲れやすいと
「筋力が足りないのではないか」
と感じることもあるかもしれません。
もちろん
筋力が関係する場合もあります。
ですが実際には
それだけで説明できないことも多くあります。
肩は「支えの中で働いている」
肩は
支えの中で動く関節です。
そのため
ただ動かすだけでなく
動きの中で
バランスを保ちながら働いています。
このバランスが崩れている状態では
一部の筋肉に負担が偏りやすくなり
結果として
疲れやすさとして感じられることがあります。
「うまく使えていない」と疲れやすくなる
例えば
・特定の場所ばかり使っている
・他の部分がうまく働いていない
こうした状態では
同じ動きをしていても
一部に負担が集中しやすくなります。
その結果
・すぐにだるくなる
・長く続けられない
といった状態につながることがあります。
支えが安定していないと消耗しやすい
肩の支えが
まだ安定していない状態では
動くたびに
細かくバランスを取り直す必要があります。
このような状態では
無意識のうちに
余計な力が入りやすくなり
エネルギーを使いやすくなります。
その結果
疲れやすさとして感じられることもあります。
疲れやすさは「回復途中」にも出る
回復の途中では
状態が安定していないため
負担に対して
影響を受けやすくなります。
そのため
・以前より疲れやすい
・使うとすぐ違和感が出る
と感じることもあります。
ですが
こうした変化は
必ずしも悪いものではなく
状態が変わっている途中の一つの反応
とも考えられます。
その日の状態にも影響される
疲れやすさは
その日の状態によっても変わります。
・睡眠が足りているか
・疲労がたまっていないか
・体に余裕があるか
こうした条件によって
同じ動きでも
感じ方が変わることがあります。
ここまでのまとめ
肩の疲れやすさは
・筋力だけの問題ではない
・支えのバランスの影響を受ける
・一部に負担が偏ると起こりやすい
・回復途中にも見られる
といった特徴があります。
そのため
単純に
「弱いから鍛える」
と考えるのではなく
どのように使われているか
という視点で見ていくことが大切になります。
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ここまで
動きや支えの視点から
肩の状態を見てきました。
その中で
「肩の中で何が起きているのか」
「構造的にはどうなっているのか」
と気になることもあるかもしれません。
肩の状態を考えるときには
動きだけでなく
中の構造も関係している場合があります。
次の記事では
こうした
「構造と動きの関係」について
整理していきます。

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