肩の痛みについて相談したとき、
「年齢のせいですね」
と言われた経験はありませんか。
その言葉を聞いて、
どこか納得したような気持ちになる一方で、
「もう良くならないのだろうか」
「仕方ないと受け入れるしかないのか」
そんな思いが浮かんだ方も
いるかもしれません。
実際、
臨床の中でも
同じような言葉をかけられた経験を
話してくださる方は少なくありません。
年齢という言葉で整理されることの多さ
肩に限らず、
体の不調について
「年齢的なものですね」
と説明される場面は多くあります。
年齢を重ねると、
・筋力が落ちやすくなる
・回復に時間がかかる
・疲れが抜けにくい
こうした変化が起きるのは
自然なことです。
そのため、
肩の痛みについても
年齢という言葉で説明されることは
珍しくありません。
年齢が影響する部分は確かにある
ここで大切なのは、
年齢の影響を
完全に否定する必要はない
という点です。
体は年齢とともに少しずつ変化し、
回復のスピードや
疲労の残りやすさに
違いが出てくることもあります。
若い頃と同じように
すぐ回復するわけではない。
そう感じる場面があるのも、
自然なことと言えるかもしれません。
でも、年齢だけで痛みが決まるわけではない
ただ一方で、
同じ年代でも
・肩の痛みがない人
・気にならず動かせている人
も多くいます。
年齢が同じでも、
状態は人それぞれ違います。
つまり、
肩の痛みは
年齢だけで決まるものではない
ということです。
今どんな状態なのか。
どんな動きで負担がかかっているのか。
そうした点も、
痛みの感じ方に
関係していることがあります。
「年齢のせい」と言われたあとに起きやすいこと
「年齢のせいですね」
と言われると、
・仕方ないと思ってしまう
・あまり動かさなくなる
・慎重になりすぎる
こうした変化が
少しずつ起きることがあります。
これは決して
悪いことではありません。
体を守ろうとする
自然な反応でもあります。
ただ、
必要以上に動きを小さくしたり、
不安が強くなりすぎたりすると、
肩の動きがぎこちなくなり、
違和感が残りやすくなることもあります。
大切なのは「年齢」より「今の状態」
肩の痛みについて考えるとき、
年齢という要素は
確かにひとつの背景になります。
ただそれだけで
すべてが決まるわけではありません。
・今どんな動きで痛みが出るのか
・どんなときに楽なのか
・どのくらい続いているのか
そうした点を
落ち着いて整理することで、
見えてくることもあります。
年齢という言葉だけで
すべてをまとめてしまうのではなく、
今の状態を少しずつ見ていくことが、
遠回りのようで
大切な過程になることもあります。
このブログでお伝えしていきたいこと
このブログでは、
「こうすれば必ず良くなる」
という答えを提示することはしていません。
その代わりに、
・今どんな状態にあるのか
・なぜそう感じるのか
・どう整理して考えればいいのか
それを見つめ直すための材料を、
お伝えしていきたいと思っています。
次の記事では、
肩の痛みが良くなっているか分からない時に考えたいこと
について整理していきます。
肩の痛みは良かったり悪かったり、
症状に波があることが多いです。
その点を、
一緒に考えていきましょう。

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